2024年9月29日日曜日

池澤の世界文学全集

1-01「オン・ザ・ロード」ジャック・ケルアック 青山南訳

1-02「楽園への道」マリオ・バルガス=リョサ 田村さと子訳!

1-03「存在の耐えられない軽さ」ミラン・クンデラ 西永良成訳 @

1-04「太平洋の防波堤?/愛人 ラマン/悲しみよ こんにちは」マルグリット・デュラス 田中倫郎・清水徹訳/フランソワーズ・サガン 朝吹登水子訳@

1-05「巨匠とマルガリータ」ミハイル・ブルガーコフ 水野忠夫訳@

1-06「暗夜?/戦争の悲しみ」残雪 近藤直子訳/バオ・ニン 井川一久訳@

1-07「ハワーズ・エンド」E・M・フォースター 吉田健一訳!

1-08「アフリカの日々/やし酒飲み」イサク・ディネセン 横山貞子訳/エイモス・チュツオーラ 土屋哲訳@

1-09「アブサロム、アブサロム! 」ウィリアム・フォークナー 篠田一士訳@

1-10「アデン、アラビア/名誉の戦場」ポール・ニザン 小野正嗣訳/ジャン・ルオー 北代美和子訳

1-11「鉄の時代」J・M・クッツェー くぼたのぞみ訳!

1-12「アルトゥーロの島/モンテ・フェルモの丘の家 」エルサ・モランテ 中山エツコ訳/ナタリア・ギンズブルグ 須賀敦子訳

2-01「灯台へ/サルガッソーの広い海」ヴァージニア・ウルフ 鴻巣友季子訳/ジーン・リース 小沢瑞穂訳!

2-02「失踪者?/カッサンドラ」フランツ・カフカ 池内紀訳/クリスタ・ヴォルフ 中込啓子訳@

2-03「マイトレイ/軽蔑」ミルチャ・エリアーデ 住谷春也訳/アルべルト・モラヴィア 大久保昭男訳

2-04「アメリカの鳥 」メアリー・マッカーシー 中野恵津子訳

2-05「クーデタ」ジョン・アップダイク 池澤夏樹訳

2-06「庭、灰?/見えない都市」ダニロ・キシュ 山崎佳代子訳/イタロ・カルヴィーノ 米川良夫訳@

2-07「精霊たちの家」 イサベル・アジェンデ 木村榮一訳@

2-08「パタゴニア?/老いぼれグリンゴ」ブルース・チャトウィン 芹沢真理子訳/カルロス・フエンテス 安藤哲行訳@

2-09「フライデーあるいは太平洋の冥界/黄金探索者」ミシェル・トゥルニエ 榊原晃三訳/J・M・G・ル・クレジオ 中地義和訳

2-10「賜物」ウラジーミル・ナボコフ 沼野充義訳!

2-11「ヴァインランド」トマス・ピンチョン 佐藤良明訳!

2-12「ブリキの太鼓 」ギュンター・グラス 池内紀訳@

3-01「わたしは英国王に給仕した」ボフミル・フラバル 阿部賢一訳

3-02「黒檀」リシャルト・カプシチンスキ 工藤幸雄/阿部優子/武井摩利訳

3-03「ロード・ジム」ジョゼフ・コンラッド 柴田元幸訳

3-04「苦海浄土」石牟礼道子@

3-05「短篇コレクション Ⅰ」コルタサル他

3-06「短篇コレクション Ⅱ」A・グリーン/G・トマージ・ディ・ランペドゥーサ他

2024年9月24日火曜日

世界文学年表 pulp lirerature

 紀元前1500? 『リグ・ヴェーダ』インド哲学? 

紀元前1200? 『ギルガメシュ叙事詩』オリエント神話? 

 第7層がトロイア戦争のあったと伝えられる時期(紀元前13世紀中期)であると

 考えられている。

 紀元前12世紀のカタストロフ 

  1. ヒッタイトの崩壊
  2. エジプトにおける海の民の襲撃
  3. ギリシャのミケーネ文明の崩壊

紀元前800? ホメロス『イリアス』@

紀元前750? ホメロス『オデュッセイア』@

紀元前600? アイソーポス『イソップ寓話集』(~500)@

紀元前400? ヘロドトス『歴史』 塩野で@ 

トゥキュディデス『歴史』 塩野で@ 

『マハーバーラタ』インド神話? 

『ラーマーヤナ』インド神話? 

『春秋』春秋戦国? 『詩経』民衆? 

紀元前431? エウリピデス『メディア』@

紀元前429-5? ソポクレス『オイディプス王』@

紀元前411 アリストパネス『女の平和』セックススト? 

プラトン『ソクラテスの弁明』@

紀元前385-4? プラトン『饗宴』@ 

   紀元前323年アレクサンダー大王死去 

紀元前320? アリストテレス『詩学』詩学?

紀元前110? 司馬遷『史記』(~90)別冊で@ 

紀元前48 カエサル『ガリア戦記』 塩野で@

 紀元前30 ヴェルギリウス『アエネイス』(~19)@ 

紀元前25 ホラティウス『風刺詩』詩集?とギリシャ神話集?@ 

――――――― ――――――――――――― 

104 ロンゴス『ダフニスとクロエー』 三島の潮騒のモデル? 

297 陳寿『三国志』 三国志演義の種? 

400 アウグスティヌス『告白』 信仰告白? 

  476年、西ローマ滅亡

531 昭明太子『文選』詩集? 

712 太安万呂『古事記』@ 

715 『ベーオウルフ』@ 

759? 大伴家持『万葉集』@ 

894? 『竹取物語』@

905? 紀貫之ほか『古今和歌集』@

935 紀貫之『土佐日記』@

1001? 清少納言『枕草子』@

1008? 紫式部『源氏物語』@

1065? 『ローランの歌』騎士道もの、シャルルマーヌのスペイン遠征? 

   『今昔物語集』@ 

1086 司馬光『資治通鑑』残酷描写? 千夜一夜物語』中近東説話? 

1130? オマル・ハイヤーム『ルバイヤート』@

1190? 『ニーベルンゲンの歌』(~1204)@

1200? 『トリスタンとイズー』@ 

1205 藤原定家ほか『新古今和歌集』@ 

1212 鴨長明『方丈記』@ 

1213? 源実朝『金槐和歌集』@ 

1221? 『宇治拾遺物語』@ 

1225 ロリス『薔薇物語』(~40)寓話集? 

1235? 『小倉百人一首』@

1240? 『平家物語』@ 

   1241年モンゴル帝国の突然のヨーロッパ侵攻停止 

1266 トマス・アクィナス『神学大全』(~67)神学? 

   イタリア・ルネサン始まる 

1313? ダンテ『神曲 地獄篇』@ ダンテ『神曲 煉獄篇』ダンテ『神曲天国篇』

1330? 吉田兼好『徒然草』@ 

  以下の2本は千夜一夜の影響あり

1349 ボッカチオ『デカメロン』別冊で@

1393 チョーサー『カンタベリ物語』(~1400)@ 

―――― 15世紀イタリアルネッサンス最盛期 15世紀後半から17世紀前半はスペイン・ポルトガルによる大航海時代ーーー 

1400? 施耐庵『水滸伝』@

世阿弥『風姿花伝』@

@羅貫中『三国志演義』@

     1453年、東ローマ滅亡

1462年? フランソワ=ヴィヨン『遺言の歌』詩集? 

――――16世紀―――― ヨーロッパではルネサンスと宗教改革の嵐により中世的な世界観に近づいて、近世的な新しい世界観が、大航海時代も冒険から征服の時代へ 

1509 エラスム『痴愚神礼賛』@ 

1516 トマス・モア『ユートピア』@ 

   1515 年に贖宥状が発売されるルターの改革が起こる 

1532? ラブレー『ガルガンチュアとパンタグリュエル』(~64)@ 

1532 マキャヴェッリ『君主論』@ 

1570 『唐詩選』別冊で@ 1

580 モンテーニュ『随想録』(~88) エッセイ? 

『西遊記』別冊で@ 『金瓶梅』別冊で@ 

   1580年アルマダの海戦

 ――――17世紀―――― この時代のヨーロッパでは小氷期による世界レベルでの寒冷化おの影響を受ける、イギリスでは清教徒革命と名誉革命が起きて議会政治が、フランスではルイ13世によって絶対王政が確立される この紛争を免れたオランダは自由貿易により栄えた。 17世紀は征服の時代 

1600 シェイクスピア『ハムレット』(~1)@ 

1605 セルバンテス『ドン・キホーテ』 』(~15)@ 

1614 アベリャネーダ『贋作ドン・キホーテ』ピカレスク的続編? 

   1620年ピルグリムファーザーズ 

1640 サミュエル・リチャードソン『パミラ、あるいは淑徳の報い』(~41)貞節もの? 

    これをイギリス近代小説の元祖とする立場もある 

1664 モリエール『タルチュフ』偽善信徒批判? 

1666 モリエール『人間嫌い』@ 

1667 ミルトン『失楽園』旧約聖書の『創世記』をテーマにした初期近代英語の叙事詩。 ヤハウェに叛逆して一敗地にまみれた堕天使のルシファーの再起と、ルシファーの人間に対する嫉妬、そしてルシファーの謀略により楽園追放に続くも、その罪を現して甘受し楽園を残す人間の偉大さを描いている清教徒文学? 

ラシーヌ『フェードル』@ 

1678 ラ=ファイエット夫人『クレーヴの奥方』@ 

バニヤン『天路歴程』(~84)『都市の破壊」(「破滅の町」)に住んでいたクリスチャン(クリスチャン、基督者)という男が、「虚栄の市」や破壊者アポルオンとの死闘など様々な困難を通り抜けて、「天の都」に?

1682 井原西鶴『好色一代男』@ 

1688 アフラ・ベイン『オルノーコ』 英国人船長に騙され、奴隷として南米の地に売り飛ばされたアフリカの王子オルノーコ? 

1692 井原西鶴『世間胸算用』@ 

1694 松尾芭蕉『奥の細道』@ 

ーーーー 18世紀には、農業生産の飛躍的向上により人口の増加をもたらした農業革命に続き、世界初の工業化である産業革命が起こったことにより、 アメリカの生産力が飛躍的に向上した。産業革命の原動力のひとつに大西洋の三角貿易(ブレイド貿易)に支えられた砂糖や綿花の計画、そしてどこかの労働力となった黒人奴隷の存在がある

重商主義によりヨーロッパ諸国で激しい貿易競争が起きた。 オランダの自由貿易は中止、イギリスとフランスが台頭植し両国は、激しい民地戦争を繰り広げた。パクスブリタニカへ

1703 近松門左衛門『曽根崎心中』@ 

1715 蒲松齢『聊斎志異』説話集? 

1719 デフォー『ロビンソン・クルーソー』@ 

1726 スウィフト『ガリヴァー旅行記』@ 

1732 プレヴォー『マノン』・レスコー』@ 

1749 フィールディング『トム・ジョウンズ』 モーム10大小説の筆頭?

1750? 曹雪芹『紅楼夢』なんでもあり恋愛? 

1759 ヴォルテール『カンディード』@ 

1760 スターン『トリストラム・シャンディ』 漱石が猫で?

1761 ディドロ『ラモーの姪』アンシャンレジーム批判? 

1766 ゴールドスミス『ウェイクフィールドの牧師』@

1768 上田秋成『雨月物語』@ 

  18世紀末から19世紀前はヨーロッパのロマン主義が台頭、リアリズムは徐々に盛り込み

1774 ゲーテ『若きウェルテルの悩み』@ 

1776 ギボン『ローマ帝国衰退史』(~88)塩野で@ 

   1775年4月19日から1783年9月3日までの イギリス本国(グレートブリテン)

   と北アメリカ東部沿岸のイギリス領の13植民地との戦争。 1789年 フランス革命。 

1781年 シラー『群盗』ロマン主義の戯曲? 

1782年 ラクロ『危険な関係』ゲームとしての恋愛? 

1785年 サド『ソドムの二十百日』サドマゾ? 

1794 ウィリアム・ゴドウィン『ケイレブ・ウィリアムズ』ゴシックミステリ? 

1795 本居宣長『玉勝間』別冊で@ 

1796 ゲーテ『ヴィルヘルム・マイスターの修行時代』 演劇家修行?

1797ヘルダーリン『ヒュピューリオン』(~99)詩集?

  サド『悪徳の栄え』サドマゾ? 

1798 コールリッジ『老水夫の歌』ゴシック詩? 

 ブラウン『ウィーランド』新大陸へ渡ったゴシックロマン? 

1799 ノヴァーリス『青い花』ゲーテ作ウィルヘルム物語の批判? 


―――19世紀――グレート・ゲーム(英:ザ・グレート・ゲーム)とは、中央の覇権を巡るイギリスアジア帝国とロシア帝国の敵対関係・戦略的抗争を指す、中央アジアを巡る情報戦をチェスになぞらえて付けられた名前。会社の指定であったアーサー・コノリーが1840年にウェル・ローリンソン少佐にいてた手紙の中で一番命名されたと言われる。『ジャングル・ブック』で知られるイギリスの作家ラドヤード・キップリングの小説『少年キム(英語版)』(1901年)により広く使われるようになり、なかば歴史用語として定着した。 

国民国家の成立 1830年 フランス7月革命。 ヨーロッパでは革命により近代的な国家が西欧ではフランス革命の影響により自由主義とナショナリズムが実現した。 19世紀初頭のナポレオンの興亡や反動的なウィーン体制、「諸国民の春」や様々な市民革命の勃発その後、ナショナリズムの高揚によりドイツ、イタリアなどの新たな統一された強力な国家が登場した。 またナポレオン戦争による平和土地に乗じて1810年から1820年代にはスペイン・ポルトガルの支配者からラテンアメリカ諸国が各地で独立した。しかし欧米列強への従属がこの後も長く続いた(非公式帝国)。 帝国主義の興隆 インド大反乱。 アジア・アフリカ諸国には苦の渋い時代であった。生産力の増大により得られた、圧倒的な経済力と軍事力で世界の覇権を与えられた。 イギリスは時には武力も用いて世界各国に自由貿易を認めさせ、イギリスを中心とした国際経済体制にこの過程で、大陸国家である清やロシアと海洋国家のイギリスとその間に衝突が発生し、20世紀における世界大戦の遠因が形成された パクスブリタニカ

1802 十返舎一九『東海道中膝栗毛』別冊で@ 

1808 ゲーテ『ファウスト』(~32)@ 

クライスト『ペンテジレーア』アキレスの愛人アマゾネス? 

1809 ゲーテ『親和力』 恋愛もの? 

1812 グリム兄弟『グリム童話集』(~57)@ 

1813 オースティン『高慢と偏見』@ 

1814 オースティン『マンスフィールド・パーク』@@ 

滝沢馬琴『南総里見八犬伝』@

 E・T・A・ホフマン『黄金の壺』@ 

816 オースティン『エマ』@ 

コンスタン『アドルフ』@ 

1817 バイロン『マンフレッド』劇詩? 

1818 シェリー『フランケンシュタイン』@ 

フランクリン『フランクリン自伝』勤勉成功物語? 

1819 スコット『アイヴァンホー』ロマン主義@

 アーヴィング『スケッチブック』映画でスリーピーホーロー@ 

1820 ホフマン『牡猫ムルの人生観』ほぼ自伝? 

1823 プーシキン『エヴゲーニイ・オネーギン』@

ラム『エリア随筆集』エッセイ? 

1826 クーパー『モヒカン族の最後』北米大陸でイギリス軍とフランス軍が戦争をしていた頃、父親の救出に向かった美しい姉妹が護衛のインディアンに裏切られ、壮絶な戦いに巻き込まれる大冒険物語 映画あり? 

1827 ハイネ『歌の本』詩集? 

1830 スタンダール『赤と黒』@ 

1834 ミュッセ『ロレンザッチョ』メディチ家の暴君アレクサンドル。腹心となって主君の暗殺を企てる従弟のロレンゾ。 義妹チーボ侯爵夫人へのアレクサンドルの恋を利用して権力を握るチーボ枢機卿……。謎に満ちた暗殺事件を、二人の若者の間に交錯する権力とエロスを軸に描いたミュッセの代表? 

1835 バルザック『ゴリオ爺さん』@ 

アンデルセン『即興詩人』鴎外の訳あり? 

ビューヒナー『ダントンの死』@@ 

1836 バルザック『谷間の百合』貞淑な伯爵夫人とのプラトニックな純愛を描いた、比類なき「官能小説」? 

1839 ポー「アッシャー家」

レールモントフ『現代の英雄』オネーギンとペチョーリンは、いずれもロシア文学の「余計者」の典型とされ、よく比較されるが、タチヤーナの恋文に対して分別ある善人として振る舞ったオネーギンに比べて、関心を抱いた女性を必ず不幸にしてしまうペチョーリンの方が、遙かに冷酷である?

1842 ゴーゴリ『死せる魂』@

ベルトラン『夜のガスパール』詩集? 

1843 ポー「黒猫」@ 

1844 デュマ『モンテ・クリスト伯』@ 

1845 ポー「大鴉」@ メリメ「カルメン」@

1847 サッカリー『虚栄の市』(~48) イギリス版の大和なでしこ? 

エミリー・ブロンテ『嵐が丘』@ 

シャーロット・ブロンテ『ジェーン・エア』@ 

ミシュレ『フランス革命史』 』歴史? 

1848 デュマ・フィス『椿姫』@ 

1849 キェルケゴール『死に至る病』哲学?

サンド『愛の妖精』童話? 

シュトルム『みずうみ』@

1850 ホーソーン『緋文字』@ 

1851 メルヴィル『白鯨』@ 

1852ストウ『アンクル・トムの小屋』黒人哀歌? 

1853年 ケラー『緑のハインリヒ』 教養小説? 

    1853年インド大乱 

1854年 アンデルセン『絵のない絵本』@ 

ソロー『森の生活』@ 

ネルヴァル『火の娘たち』短編集? 

1855 ホイットマン『草の葉』@

   このあたりからリアリズムや写実主義が。。。。

1857 シュティフター『晩夏』 教養小説? 

フローベール『ボヴァリー夫人』@ 

ボードレール『悪の華』詩集? 

1859 ディケンズ『二都物語』@ 

1862 ツルゲーネフ『父と子』@ 

ユゴー『レ・ミゼラブル』@ 

1863 ルナン『イエスの生涯』 歴史? 

1864 トルストイ『戦争と平和』(~69)@ 

1865 キャロル『不思議の国のアリス』映画で@ 

1867 アルジャー『ボロ着のディック』靴磨き少年のアメリカンドリーム? 

1868 オルコット『若草物語』童話?

1870 ヴェルヌ『海底二万海里』@ 

1872 ドーデー『アルルの女』@ 

1875 トルストイ『アンナ・カレーニナ』(~78)@ 

マラルメ『牧神の午後』詩集? 

    以下より自然主義 

1877 エミール・ゾラ『居酒屋』@ 

1879 イプセン『人形の家』 @ 

ジェイムズ『デイジー・ミラー』 アメリカ娘とヨーロッパ? 

ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』@ 

1880 エミール・ゾラ『ナナ』@ 

ギ・ド・モーパッサン『脂肪の塊』@ 

1883 スティーヴンスン『宝島』@ 

ギ・ド・モーパッサン『女の一生』@

リラダン『残酷物語』未来のイブでもOK? 

1884 トウェイン『ハックルベリィ・フィンの冒険』@

ユイスマンス『さかしま』デカダンスのバイブル? 

1886 バーネット『小公子』秘密の花園、小公女で?

1887 二葉亭四迷『浮雲』@ 

1888 ストリンドベリ『令嬢ジュリー』戯曲? 

1889 ハウプトマン『日の出前』女性問題や禁酒問題の戯曲? 

1891 ハーディ『ダーバビルのテス』  cf ミドル・マーチ4冊 家内に外注@@

ワイルド『ドリアン・グレイの肖像』http://weird .d.dooo。jp/douseilist. ...htm 男色文学のはしりかも? 

1893 ルナール『にんじん』@ 

1894 キプリング『ジャングル・ブック』童話? 

1895 スティーヴン・クレイン『勇気の赤い勲章』@

1896 シェンキェーヴィチ『クオ・ワディス』キリスト教が国教となるまえのネロのローマ? 

1897 ロスタン『シラノ・ド・ベルジュラック』@ 

1898 ジェイムズ『ねじの回転』@ 

1899 ケイト・ショパン『目覚め』は、19世紀アメリカ南部を舞台に、ひとりの女性が独立した認識を確立

1900 ジョゼフ・コンラッド『ロード・ジム』卑怯者に栄光はあるか、これは最も現代的な古典であり名作である?

 ――20世紀の人類の科学の発展は著しかった。飛行機、潜水艦、宇宙ロケットの開発により、人類の行動可能な範囲は、空へ深海へ宇宙へ拡大した。科学の発展は産業の発展をもたらし、大量生産、大量消費の社会を中心に、人々の生活を豊かな観点から、環境問題など多くのさらに高度な科学技術は、許容できない破壊力の大きな軍事も恐れ、現在では人類を何度も滅亡させることの出来るほどの妥協、化学兵器が存在するまた、産業革命に向けて増加のペースが早まっていた世界人口は、20世紀に入って人口爆発とも呼ばれる相当な増加を見せた。次世界大戦終結後の1950年に約25億人となり、それからわずか50年しか経ってない20世紀末には2倍となる約60億人以上まで膨張している。 帝国主義の崩壊 20世紀は、2度の世界大戦とその後の冷戦、植民地独立などにより、何度も政治的なパワーバランスの大きな変化が訪れた。競争と市民革命の流れは終了し、20世紀の最初は列強による本国と獲得した植民地保護(帝国主義体制)を維持するために、勢力均衡による安全保障が図られるようになり、また市民革命や人権問題(白人至上主義等)などにおいては後まわしとされがちだった、社会改革・改善への要求が強かった。また日本の近代化の成功や日露戦争の勝利に刺激され、中国では辛亥革命[注2]列強による勢力均衡が勃発した時、第一次世界大戦が勃発した。 この大戦は総力戦となり、ヨーロッパは疲労弊し国際的な影響力が低下、厭戦気分と専制政治への反感から、ロシア帝国では史上初の社会主義革命が発生し、世界最初の社会主義国家であるソビエト連邦が成立した。オーストリア =ハンガリー帝国、ドイツ帝国、オスマン帝国もまた、ロシア帝国同様に崩壊し、ローマ帝国以来およそ1900年以上長く続いてきたヨーロッパにおける帝国支配の歴史は、名実共に崩壊の時を迎えた。 1930年代には世界恐慌が発生し、ここで詰まった枢軸国と、植民地大国である連合国との間で第二次世界大戦が勃発した。ニ度の世界大戦を勝ったアメリカ国家は超大国となり資本主義国家勢力を下におっている。 さらに黒人の公民権運動などによりアメリカの民主主義はより高度なものに発展した。 一方、第二次世界大戦の勝戦国の植民地となっていたインドや東南アジアでは独立運動があった、インドネシア独立戦争を火種に一斉独立していた。戦争も戦争中に東欧諸国を衛星国化して超大国となった。 両国は対立し冷戦と呼ばれる時代となった。 ヨーロッパは、EEC(欧州経済共同体)を発足し、さらにEC(欧州共同体)、EU(欧州連合)まで統合を進めた。その後、東西の緊張緩和(デタント)ありましたが、再び米ソ間は緊張状態に時期がありました。 ソ連ではゴルバチョフがペレストロイカをで 軍縮と緊張緩和につとめ、1989年12月、マルタでジョージ・ブッシュ大統領と冷戦の終結を宣言した。東欧諸国ではソ連の支配が緩むと東欧革命が来て自立し、冷戦時代は過去のものとなった。世界経済の発展 アメリカ合衆国や、イギリスをはじめとした欧州諸国では、世界恐慌による経済危機を克服するため、公共事業による雇用確保や景気回復を図ったり、社会安全制度を構築する社会政策に力が注目された。市場メカニズムを活用しながら、国家が経済に介入することによって、対立の克服が目指された(混合経済、大きな政府)。は社会自由主義平等や社会民主主義平等だけでなく保守平等にも採用されて各国に未曽有の経済成長をもたらし、 世界的に経済規模は拡大を続けたが、オイルショック以降、国家にかかる負担が目立ち始め、多くの国では不況とインフレーションに見舞われた(スタグフレーション)。などでは1980年代から民間的な自主発的な活力を期待して、各種の法規制を緩め(規制緩和)、公営企業の民営化による解体を行う新自由主義というか小さな政府と呼ばれる政策が新保守一方、北欧などでは自発的な住民自治を期待して1980年代から政府機関の分権化をすめ、環境などの新たな価値を取り入れて、福祉国家の再編成が進んだ

1901 キプリング『少年キム』グレートゲームのインド版? 

1902 ゴーリキー『ドン底』@ 

コンラッド『闇の奥』@ 

1903チェーホフ『桜の園』@ 

ロンドン『荒野の呼び声』@ 

1904 ロマン・ロラン『ジャン・クリストフ』(~12)ベートーヴェンの生涯?

1905 夏目捨石『吾輩は猫である』@ 

1906 島崎藤村『破戒』@ 

ヘルマン・ヘッセ『車輪の下』@ 

1908 バルビュス『地獄』パリの不倫風俗? 

メーテルリンク『青い鳥』童話?

1909 アンドレ・ジッド『狭き門』@ 

スタイン『三人の女』 短編小説集、ボルチモアが舞台?

 1910 リルケ『マルテの手記』パリでの自伝? 

ルルー『オペラ』座の怪人』ピカレスクゴシック映画あり? 

1912 フランス『神々は乾く』@

   ジョイスなどを中心にモダニズム勃興 

1913 プルースト『失われた時を求めて』(~22)? 

1914 カフカ『城』@ 

フロスト『ボストンの北』詩集? 

1915 芥川龍之介「羅生門」

@ギルマン『フェミニジア』女性だけになった世界? 

モーム『人間の絆』@ 

1916 カフカ『変身』@

ジョイス『若い芸術家の肖像』自伝? 

トウェイン『ふしぎな少年』デミアン的? 

1917 アダムズ『ヘンリー・アダムズの教育』は、ボストン市民であったウェル・アダムズ(1838年 -1918年)が、その晩年に至り、自分が青年時代を過ごした19世紀と何もかもが変わってしまった20世紀初頭どのような辛酸をなめつつ生き抜いたかを記録したものである。世紀の教育理論と教育方法への痛烈な批判となっている。 

1918 ヴァレリー『若きパルク』詩集? 

ウィラ・キャザー『マイ・アントニーア』 舞台は19世紀後半のアメリカ中西部。 ネブラスカの大平原でともに子ども時代を過ごしたこの物語の語り手「ぼく」と、ボヘミアから移住してきた少女アントニーア。

 1919 アンダスン『ワインズバーグ・オハイオ』@

モーム『月と六ペンス』@

1920 ウォートン『エイジ・オブ・イノセンス』アメリカ上流の恋と葛藤? 

カレル・チャペック『ロボット』山椒魚戦争@ 

ザミャーチン『われら』(~21)@ 

マルタン・デュ・ガール『チボー家の人々』(~40)物語はカトリックの富裕な実業家であるチボー家の子息アントワーヌおよびジャック、それにジャックの友人でプロテスタントの家庭の息子であるダニエルの3人の少年が中心となり、彼らの青春時代第一次世界大戦期10年間のヨーロッパにおけるブルジョワ社会や思想状況が描かれていく?

ルイス『本町通』?

1921 ハシェク『兵士シュヴェイクの冒険』(~22)@

 ピランデッロ『作者を探す六人の登場人物』戯曲? 

魯迅『阿Q正伝』@ 

1922 エリオット『荒地』@ 

E・E・カミングス『巨大な部屋』自伝? 

ジョイス『ユリシーズ』ながい? 

1923 コ『青い麦』@ 

ラディゲ『肉体の悪魔』@ 

魯迅『吶喊』@

 1924 オニール『楡の木陰の欲望』@ 

トーマス・マン『魔の山』@ 

フォースター『インドへの道』 英国のインド支配? 

1925 ヴァージニア・ウルフ『ダロウェイ夫人』@ 

ドライサー『アメリカの悲劇』実話殺人事件、自然主義?

 1927 モーリヤック『テレーズ・デスケルウ』@ 

1928 ショーロホフ『静かなるドン』(~40)第一次世界大戦・ロシア革命に翻弄された黒海沿岸のドン地方に生きるコサック達の、力強いも物悲しい生きかた? 

ブレヒト『三文オペラ』@

ブルトン『ナジャ』シュールレアリスム? 

ロレンス『チャタレー夫人の恋人』@

1929 クローデル『繻子の靴』戯曲? 

ジャン・コクトー『恐るべき子供たち』不良兄弟?

小林多喜二『蟹工船』@

トマス・ウルフ『天使よ故郷を見よ』自伝的成長?

ウィリアム・フォークナー『響きと怒り』南部ゴシックの創始者@

1930 プラトーノフ『土台穴』があって工場を見つけられたヴォーシェフがたどり着いた場所。という未来のために、男たちが身を粉にして掘り続ける「土台穴」と、貧農から富農が奪われ、殺されるコルホーズでした? 

マルロー『王道』『征服者たち』(1928年)および『人間の運命』(1933年)とともに、アジア革命を注目した三部作を構成している。

テグジュペリ『夜間飛行』@

巴金『家』文革で挫折? 

パール・バック『大地』辛亥革命前後の中国?

ヘルマン・ブロッホ『夢遊の人々』1932年それぞれ1888年、1903年、1918年のドイツを舞台として、一般的な価値観の崩壊が伝統的な小説形式の解体と平行形で描かれている?

オストロフスキー『鋼鉄は軽く鍛えられたか』ロシア革命の吹きすさぶ嵐の中で、古い力の破壊と新しい社会の建設のために、ヒロイズムと献身熱情にもえつつ、たかい、傷つき、あるいは倒れていた青年たちの輝かしい人間像を描く。

セリーヌ『夜の果てへの旅』植民地のアフリカ人に対するその当時のリアルな差別描写、汗臭く、泥く、いつも金がなく、性と病と虱が付いている纏い、考察がずっと見下す。が交錯し、正しいのかわからない 周囲にびびりまくりのくせに他人のことをぼろくそにいうリアルな人間像にはついつい笑ってしまいます。

1932 モーリヤック『蝮のからみあい』親族どろどろ? 

ローラ・インガルス・ワイルダー『森の小さな家』映画で@

1933年 マルロー『人間の条件』1927年に中国・上海で起きた共産主義の扇動による労働者の蜂起の失敗と中国革命の経過に飲み込まれていく様々な人々のグループが諦めしつつ生きることの葛藤を描いたものである。 

1934 ヘンリー・ミラー『北回帰線』1930年代のフランス(主にパリ)の日常? 

1935 川端康成『雪国』@

ジロドゥ『トロイ戦争はおこらない』戯曲@

1936 ベルナノス『田舎司祭の日記』@@

マーガレット・ミッチェル『風と共に迷ぬ』@

老舎『駱駝祥子』人力車夫もの? 

1937 クローニン『城砦』@

イサク・ディーネセン『アフリカの日々』映画で@

ハーストン『彼らの目は神をみていた』黒人文学?

1938 サルトル『嘔吐』実存?

 ソーントン・ワイルダー『わが町』@

ドス・パソス『U・S・A』20世紀の最初の30年間におけるアメリカ社会の歴史的発展を? 

1939 フラン・オブライエン『スウィム・トゥー・バーズにて』のらくらの大学生の語り手が執筆中の小説の主人公トレリスは、二十年も部屋にこもりきりの作家である。

ジョイス『フィネガンズ・ウェイク』神話的世界と現代を二重化する重層的な物語構成と相俟って、文学的達成の極?

 スタインベック『怒りの葡萄』@

チャンドラー『大きな眠り』長いお別れで@

1940 カロッサ『美しき惑いの年』自伝? 

ブッツァーティ『タタール人の砂漠』 「人生」という名の主人公が30年続く辺境でのゴロの生活になにひとつの出来事らしいものを起こさない......20世紀幻想文学の古典。?

  1941年にジョイスがなくなり、以後をポストモダンとする 

1942年 カミュ『異邦人』@ 

1943年 サルトル『存在と無』哲学? 

サロイヤン『人間喜劇』 わがなはアラムで@

谷崎潤一郎『細雪』@

 ヘッセ『ガラス玉演戯』主人公クネヒトは少年時代から人生を讃え、頂上に登り詰める。 一方、そんな理想郷にも変化は訪れ、クネヒトを驚きの決断に追い込む。苦悩が垣間見える作品? 

ボーヴォワール『招かれた女』第一次大戦後から第二次世界大戦が始まるまでのパリの知識人の様子? 

1944 ボルヘス『伝奇集』 短編集、カレをマジックリアリズム開祖とする立場もある?

1945 ウィリアムズ『ガラスの動物園』@

オーウェル『動物農場』@

ロルカ『ベルナルダ・アルバの家』戯曲?

 1946 マッカラーズ『結婚式のメンバー』@

レマルク『凱旋門』西部戦線異なし状態で@

老舎『四世同堂』教師の祁終宣は四世代同居の『四世同堂』の生活を送っていたが、弟の端全が城外に脱出して抗日戦に身を投じたことで、己の身の振り方について葛藤する。?

 トーマス・マン『ファウスト博士』マーラーやシェーンベルクをも髣髴とさせる運命的な天才作曲家の旅と、ファシズムの足はどんどん大きくなって行く社会状況が織りなす?

マルカム・ラウリー『火山の下』母国からから遠く離れたメキシコの地で、酒に溺れてゆく元英国領事の悲喜劇的な一日を、美しくも破滅的な迫真の筆致で描く? 

カザンザキス『その男ゾルバ』アンソニークインの映画で? 

トルーマン・カポーティ『遠い声、遠い部屋』@

太宰治『人間失格』@

ノーマン・メイラー『裸者と死者』 太平洋戦争、映画があるようだ?

ウェルティ『黄金の林檎』家庭小説? 

ジュネ『泥棒日記』パリの暗黒街?

ポール・ボール ズ『シェルタリング・スカイ』 桜木紫乃おし、欧米女が遊牧民の女になる?

 アーサー・ミラー『セールスマンの死』 @

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1951 グラック『シルトの岸辺』宿命の力によって破滅まで進んでゆく国家を描いたグラック最大の長編。 

『ライ麦畑で捕まえて』@

マッカラーズ『悲しき酒場の唄』短編?

 ユルスナール『ハドリアヌス帝の回想』第14代ローマ皇帝で五賢帝の一人ハドリアヌスが、その死に際し自身の後継者と目していたマルクス・アウレリウス・アントニウスに宛てて書いた回想録の形を取って?

1952 オコナー『賢い血』短編? 

エイモス・チュツオーラ『やし酒飲み』@

ベケット『ゴドーを待ちながら』@

ヘミングウェイ『老人と海』@

1953 カルペンティエル『失われた足跡』@とアストリウスの大統領閣下@

 正確には、この辺りがマジックリアリズムの開祖だろう

ボールドウィン『山にのぼりて宣言よ』自伝黒人文学? 

1954 ウィリアム・ゴールディング『蝿の王』@

フランソワーズ・サガン『悲しみよこんにちは』@

トールキン『指輪物語』(~56)映画で@ 

1955 オコナー『善人はなかなかいない』@ 

ナボコフ『ロリータ』@

ルルフォ『ペドロ・パラモ』@

レヴィ=ストロース『悲しき熱帯』人類学?

 1956 オニール『夜への長い旅路』青春時代における家族の凄惨な姿を描いた自伝? 

オクタビオ・パス『弓と竪琴』評論?

ボリス・パステルナーク『ドクトル・ジバゴ』@

ビュトール『時間割』主人公のジャック・ルヴェルは、濃霧と煤煙につつまれた都市ブレストンを訪れる。暮らした主人公の一年間の時間割を、記憶と回想の巨大なカノンに響かせて再する構成。 

三島由紀夫『金閣寺』@

1957

ケルアック『オン・ザ・ロード』ロードノベル?

ビュトール『心』きみ」は早朝の列車に乗り込む。 ローマに住む愛人と離婚してパリで同棲しようと考えるために。 2人で探索したローマの遺跡群をはじめ、いろいろな期待は楽しい? 

マラマッド『助手』魔法の樽で@

ロブ=グリエ『嫉妬』ヌーボーロマン? 

1958 チヌア・アチェベ『壊れゆく絆』@

ピアス『トムは真夜中の庭で』童話?

 1959 グラス『ブリキの太鼓』@

クノー『地下鉄のザジ』少女のパリ探検?

シリトー『長距離走者の孤独』@

バロウズ『裸のランチ』 薬物中毒?

 ロス『さようならコロンバス』青春小説? 

1960 ジョン・アップダイク『走れウサギ』中年のアメリカ白人? 

イヨネスコ『犀』戯曲? 

大西巨人『神聖喜劇』(~70)内務班? 

クロード・シモン『フランドルへの道』ヌーボーロマン? 

ジョン・バース『酔いどれ草の仲買い人』この小説が目指しているのは疑似古文を描きながら古典の再構築であり、実在の人物を大胆に動かしたメリーランド州の歴史の再構築である。

リー『アラバマ物語』映画で@ 

1961 アクショーノフ『星の切符』ウエルベック素粒子のソ連版? ​​

ヘラー『キャッチ=22』@ 

レム『ソラリス』映画で@ 

1962 安部公房『砂の女』@

オールビー『ヴァージニア・ウルフなんかこわくない』@

 ケン・キージー『カッコーの巣の上で』映画で@

 ソルジェニーツィン『イワン・デニーソヴィチの一日』@

 ボールドウィン『もう一つの国』黒人文学? 

ムヒカ=ライネス『ボマルツォ公の回』現代の作家が過去の偉人に乗って70%は勝手な想像だとか(作家談話)で書いた荒唐無稽な 南米小説?

 レッシング『黄金のノート』女性の自立、差別などの社会問題を取り上げる? 

1963 トマス・ピンチョン『V.』闇の世界史の随所に現れる謎の女、V.。“探索者”ハーバート・ステンシルと、そこらはどうでもよい“木偶の坊”ベニー・プロフェインの二人は出会い、テロ運命の地まで吸い寄せられる?  競売No49で@

シルヴィア・プラス『ベル・ジャー』自殺祈願? 

ホークス『もうひとつの肌』父親、妻、娘たちの自殺。愛に生きよう主人公スキッパーの人生を蝕む死の数々―。〈死〉見つめられた主人公の怖くて滑稽な人生を、ゴシック?

 1964 ソール・ベロー『ハーツォグ』明日をつかめで@ 

1965 カポーティ『冷血』@ 

小島信夫『抱擁家族』不倫もので米国の日本支配を暗示? 

コルタサル『石蹴り遊び』短編? 

ピンター『帰郷』家族不倫もの? 

1966 バルガス=リョサ『緑の家』@

ブルガーコフ『巨匠とマルガリータ』(執筆は1929~40)@

マラマッド『修理屋』魔法の樽で@

 ル・クレジオ『大洪水』西洋主要都市の混乱と恐怖を描いた?

 1967 大江健三郎『万延元年のフットボール』@

カヴァン『氷』@

ガルシア=マルケス『百年の孤独』@

ロバート・クーヴァー『ユニヴァーサル野球協会』空想野球小説?

ミシェル・トゥルニエ『フライデーと太平洋の冥界』逆ロビンソン? 

ドナルド・バーセルミ『雪白姫』退屈と不安の現代に生きる雪白姫とその恋人に贈る荒唐無稽のスーパー前衛ファンタジー。

リチャード・ブローティガン『アメリカの鱒釣り』@

 1969 アレナス『めくるめく世界』@ cf 汝、人の子よ@@

なお フェンテスのテラノストラの代わりに老いぼれぐリンゴ@

ヴォネガット『スローターハウス5』@ 

オーツ『彼ら』1930年代(大不況の時代)から1960年代(黒人暴動の時代)までアメリカ中西部の大都市ミシガン州デトロイトに生きた貧しくすさんだ白人一家の二世代に渡って生々しい記録?

パーシー『廃墟の愛』 時代の社会動向が論理的に進み、米国的には次第に左派と右派、白人黒人の間で分断されていった。社会は崩壊し、モア以外の誰も仕方なく始め、モア自身も特に気に留めていなかったのだ。悪化させることにもなりかねず、モアにノーベル賞をもたらたら企む政府代表は、モアが悲惨なことを防ごうとしている、この装置を自分の目的のために利用しようとしている。 子供部屋、夜の遊園地、アニメ映画など、濃密な子供の世界が展開され、驚きの結末を迎えるダークな物語。?

1973 ミヒャエル・エンデ『モモ』時間泥棒? 

アレクサンドル・ソルジェニーン『収容所群島』(~75)実録もの? 

トマス・ピンチョン『重力の虹』 舞台は、第二次世界大戦末期から終わりにかけてのヨーロッパである。モダンポスト長編詩? 

1976 キングストン『チャイナタウンの女武者』、中国系アメリカ人の作家シーン・ホン・キングストンによって書かれ、1976年にアルフレッドA.クノフによって出版された本です。この本は自伝と古い中国の民話ブレンドしています。

 アーヴィング『ガープの世界』巧妙なストーリーテリングで、暴力と死に満ちた世界をコミカルに描く映画? 

ティム・オブライエン『カチアートを追跡して』別冊で@

グリーン『ヒューマン・ファクター』@

シェパード『埋められたこども』戯曲? 

1979 イスカンデル『チェゲムのサンドロおじさん』豪放磊落なサンドロを中心に、旧ソ連、黒海沿岸のアブハジアの人々の生活と文化をユーモラスに描いた破天荒な物語。 ブハジアのガルシア=マルケス?

 スタイロン『ソフィーの選択』映画で@

ナイポール「暗い河」には、他のナイホール著作同様、非ヨーロッパ文明の方向性に対する疑問が広がる。@ 

ワシーリー・グロスマン『人生と運命』スターリングラード攻防戦? 

1981 フィリップ・K・ディック『ヴァリス』別冊を映画で@

バルガス=リョサ『世界終末戦争』@

ラシュディ『真夜中の子供たち』

1982 ウォーカー『カラーパープル』一組の黒人姉妹の波乱に満ちた40年を描いた充実した人間ドラマである。

『蜘蛛女のキス』映画で@@ 夜のみだらな鳥@@

 1984 アイリス・アードリック『ラブ・メディシン』 ノースダコタ州アーガス(架空の町)を舞台に三代以上のオジブワ族コミュニティの物語の第一作? 

ウィリアム・ギブスン『ニューロマンサー』 SF?

 ミラン・クンデラ『存在の我慢できない軽さ』@ 

ジュリアン・バーンズ『フロベールの鸚鵡』フランス文学の巨匠ギュスターヴ・フロベールの遺品を中心に、ポストモダン的な演出に満ちた作品である。 

JG・バラード『太陽の帝国』映画で@

1985 アン・タイラー『アクシデンタル・ツーリスト』セールスマンとその妻?

 リチャード・パワーズ『舞踏会へ向かう三人の農夫』20世紀を俯瞰する?

 アン・ビーティー『愛している』?

村上春樹『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』@ 

1986 アゴタ・クリストフ『悪童日記』@ 

アトウッド『侍女の物語』@ 

オースター『幽霊たち』@ 

クッツェー『敵とかフォー』別冊で@ 

1988 アジェンデ『エバ・ルーナ』別冊で@ 

トニ・モリン『ビラヴド』@

 ラシュディ『悪魔の詩』?

ランスマイ『ラスト・ワールド』現代ドイツ文学界の傑出頭脳が生んだ滅亡と再生の神話世界。黒海沿岸の流れ刑地で果てた古代ローマの大詩人オウィディウス。その遺稿『メタモルフォーセース』を求めてローマを出立した男が世界の果てに見たものは…。?

エリクソン『黒い時計の旅』ヒットラーが勝ってたら…ヒトラーの私設ポルノグラファーになった男を物語の中心に据え、現実の二十世紀と幻のそれとの複雑なからみ合いを瞠目すべき幻覚でじっくり見た傑作。? 

1990 バイアット『抱擁』ロマンスもの?

クンデラ『不滅』こうして生まれた「女」の、悲哀とノスタルジアに充ちた人生が、時空を越えて、文豪ゲーテと恋人の「不滅」を境愛の闘いの物語と響きあう? 

1991 カーター『ワイズ』・チルドレン』ノーラとドーラは元気な双子の老姉妹。 二人はショウ・ガール時代のおしゃれに心を発揮して、舞台俳優である父親の誕生日パーティに意揚気さとのりこむ。たっぷりのテレビ女優、放浪癖のある手品師など奇想天外な双子4組に、集まる家族のメンバーが勢ぞろい。? 

1992 マッカーシー『すべての美しい馬』国境三部作? 

ムリシュ『天国の発見』「ナチス協力の父とユダヤ人の母」その間に生まれた作者ムリシュの分身・マックス。 オランダの名家の異端児で、マックスと深い深みで結ばれるオノ。とオノ、2人の父親の息子となる稀有な魅力を持った美しい少年・クインテン。 物語は、とある天使が上役に「任務の達成」を報告するところから始まります。天使のささやきに誰も耳を貸さなくなった近代以降の人間たちの人生を、天使は必ず偶然によって翻弄し、「責任」を完了するのでした。と冷戦の歴史を遠景に、3人とその家族の喜びと悲しみが叙述的に、また時に詩的に描かれています。 ……』@

プルー『シッピング・ニュース』主人公を裏切った妻に事故で死んだ父祖の地に戻った新聞記者クオイル。娘2人と叔母自身を人生にかけて、をやり直そう…映画?

1997 ギルバート『巡礼者たち』オンボロ車でふらりと牧場に乗りこんできたカウガール、友人の姉と恋におちる15歳の少年、泥棒を選んだ移民と奇術師の友情、トラックがしてひまわり畑で立ち往生する兄妹―舞台とは無縁の彼らにも人生の落とし穴があり、喜びと悲しみの溢れる一瞬がある?

1998 ウエルベック『素粒子』@ 

キングソルヴァー『ポイズンウッド・バイブル』1959年、アメリカ人宣教師家族が、ベルギー領に立った? 

オルハン・パムク『わたしの名前は赤』別冊で@

ムーア『アメリカの鳥たち』あなたの隣にもきっといる「鳥」たちを、現代アメリカ文学きっての短篇の名手がユーモラスに、シニカルに、ながらエレガントな筆致で描く、女と男の不安と孤独、12篇? 

1999 カニンガム『めぐり逢う時間たち』1923年 ロンドン郊外に住む作家ヴァージニア・ウルフ、1951年 長期間に住む主婦ローラ・ブラウン、2001年ニューヨークに住む編集者クラリッサ・ヴォーン。3つの時代に生きる3人の女性たちのパーティーの準備をしていた。それぞれの過去と思いが溢れる一日。? 

2000 ケアリー『ケリー・ギャングの真実の歴史』 』 ほぼ実話?

 ダニエレブスキー『紙葉の家』恐怖であり、奇抜な意匠の本でもある? 

エンリケ・ビラ=マタス『バートルビーと仲間たち』バートルビーもの?

ラヒリ『停電の夜に』@  cf カッサンドラ(クリスタ・ヴォルフ)

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2001 ゼーバルト『アウステルリッツ』 19世紀から20世紀の暴力の歴史? 

2003 閻連科『愉楽』 @

   ここいらがマジックリアリズムの最後尾

2004 ロラン・ゴデ『スコルタの太陽』@

ロベルト・ボラーニョ『2666』 メキシコの連続女性失追跡?

2005 スティーヴ・エリクソン『エクスタシーの湖』突然ロサンジェルスの中心部に現われた巨大な湖。 息子を救うために湖底まで潜っていく主人公クリスティンの物語と、2017年西海岸のゲリラ隊の物語が絡み合う? 

チママンダ・ンゴズィ・アディーチェ『半分のぼった黄色い太陽』@

遅子建『アルグン川の右岸』エヴェンキ族最後の酋長の妻、90歳の「私」は、仲間が定住地に移住していくのを見る、森の中で最後までトナカイと一緒に残ることを決意して、これまでの人生を語り始める。 元民族はバイカル湖周辺に住んでいたが、ロシア軍が攻撃してきたため、アルグン川の右岸に渡す。そこは当時、清国だったが、中華民国となる。

韓国『ピンポン』いじめ、過酷な世の中と、つつましく淡々と描写されるピンポンのコントラストが印象的でした? 

リテル『慈しみの女神たち』 ナチス1000頁!

 2007 フィリップ・クローデル『ブロデックの報告書』@

ジュノ・ディアス『オスカー・ワオの短い凄まじい人生』 ドミニカ人オタクのオスカーという非モテオタクの純粋な恋愛物語だと思ったら大間違い。支配した独裁者トルヒーヨ(トルヒーヨの発音を間違って刑務所行き!)の圧政とアメリカに移住しても祖国の禍根に苛しい親子三代の悲劇。

ローラン・ビネ『HHhH』 ナチの金色の狼暗殺! 

コラム・マッキャン『世界を回せ』1974年夏。ニューヨーク。ブロンクスのスラムに生きる娼婦たち、彼女たちに命がけでよりそう修道士、ベトナム戦争で息子を亡くすた母親たち―だれもが悲しみと死彩された悲しみの日々に一筋の光を見出すために懸命に生きていた。

 2013 チママンダ・ンゴズィ・アディーチェ『アメリカーナ』人種差別問題などをかかえるアメリカ合州国とナイジェリアとの間で生きる女性の物語。? 

2014 フィル・クレイ『一時帰還』戦争もの? 

マーロン・ジェイムズ『七つの殺人に関する考察』次から次へと現れるクセのある人物たちみな一人称で政治を語り、不良同士の抗争を語り、薬物中毒と殺人と売春を語る。 中でもレゲエ好きなら伝説のように知っている76年の事件が本書の中心で、私も尊敬してやまない偉大な歌手ボブ・マーリーが暗殺された。二大極限がふるいあう暴力を止めようと、彼は大コンサートに出演しようとして政治的に危険な存在となっていた?

アリ・スミス『両方になる』女性のもの?

ベン・ラーナー『10:04』女友達に精子提供を頼まれる主人公の懊悩? 

2015 ヴィエト・タン・ウェン『シンパサイザー』 ベトナム移民で裏切り? 

2016 チョ・ナムジュ『82年生まれ、キム・ジヨン』@ 

2017 ジェスミン・ウォード『歌え、葬られぬ者たちよ、歌え』マジックリアリズム@

ロクサーヌ・ゲイ『女たち』 レイプカルチャ? 

オリヴィエ・ゲーズ『ヨーゼフ・メンゲレの逃亡』 実話? 

ジョージ・ソーンダーズ『リンカーンとさまよえる霊魂たち』南北戦争の最中、急死した愛息の墓を訪れたリンカーンに接し、霊魂たちが企てをはじめる。 2017年ブッカー賞受賞?