MicroPythonでWebサーバーフレームワーク「Microdot」を動かすには、マイコンをWi-Fiに接続し、ソースコードをマイコンに転送します。ESP32やRaspberry Pi Pico Wなどのネットワーク対応ボードを使用し、以下の手順に沿って設定を行います。
1. 必要な環境の準備
- マイコンボード: Wi-Fi通信ができる ESP32 または Raspberry Pi Pico W
- 開発ツール: コードの記述と転送には Thonny IDE を使うのが最も簡単です。
2. Microdotのインストール
Thonny IDEのパッケージ管理機能を使うか、直接ファイルを転送してインストールします。
方法A: Thonnyのパッケージマネージャーを使う(簡単)
- マイコンをPCに接続し、Thonnyで認識させます。
- メニューの「ツール」>「パッケージ...」を開きます。
- 検索バーに
microdotと入力して検索します。 - 検索結果から
microdotを選択し、「インストール」をクリックします。
方法B: ソースコードを直接転送する
- GitHubのMicrodotリポジトリ にアクセスします。
- 必要な
microdot.pyファイル(および必要に応じてmicrodot_asyncio.pyなどの拡張ファイル)をダウンロードします。 - Thonnyを使用して、マイコンのルートディレクトリ(
/)にファイルを保存します。
3. 動かしてみる(サンプルコード)
Microdotを利用して、Webブラウザに「Hello, Microdot!」と表示させる最もシンプルなサーバーのプログラムです。Thonnyのエディタに以下のコードを貼り付けます。
4. 実行と確認
- コード内の
'YOUR_SSID'と'YOUR_PASSWORD'を、ご自身のWi-Fi環境に合わせて書き換えます。 - Thonnyの実行ボタン(または
F5キー)を押してプログラムを実行します。 - Thonnyのシェル(ターミナル)画面に、マイコンに割り当てられたIPアドレス(例:
192.168.x.x)が表示されます。 - PCやスマートフォンのWebブラウザを開き、アドレスバーにそのIPアドレスを入力してアクセスします。ブラウザに「Hello, Microdot!」と表示されたら成功です。
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