2026年5月17日日曜日

microdot on raspicow(draft)

 MicroPythonでWebサーバーフレームワーク「Microdot」を動かすには、マイコンをWi-Fiに接続し、ソースコードをマイコンに転送します。ESP32やRaspberry Pi Pico Wなどのネットワーク対応ボードを使用し、以下の手順に沿って設定を行います。

1. 必要な環境の準備
  • マイコンボード: Wi-Fi通信ができる ESP32 または Raspberry Pi Pico W
  • 開発ツール: コードの記述と転送には Thonny IDE を使うのが最も簡単です。
2. Microdotのインストール
Thonny IDEのパッケージ管理機能を使うか、直接ファイルを転送してインストールします。
方法A: Thonnyのパッケージマネージャーを使う(簡単)
  1. マイコンをPCに接続し、Thonnyで認識させます。
  2. メニューの「ツール」>「パッケージ...」を開きます。
  3. 検索バーに microdot と入力して検索します。
  4. 検索結果から microdot を選択し、「インストール」をクリックします。
方法B: ソースコードを直接転送する
  1. GitHubのMicrodotリポジトリ にアクセスします。
  2. 必要な microdot.py ファイル(および必要に応じて microdot_asyncio.py などの拡張ファイル)をダウンロードします。
  3. Thonnyを使用して、マイコンのルートディレクトリ(/)にファイルを保存します。
3. 動かしてみる(サンプルコード)
Microdotを利用して、Webブラウザに「Hello, Microdot!」と表示させる最もシンプルなサーバーのプログラムです。Thonnyのエディタに以下のコードを貼り付けます。
python
from microdot import Microdot
import network

# 1. Wi-Fiに接続
wlan = network.WLAN(network.STA_IF)
wlan.active(True)
wlan.connect('YOUR_SSID', 'YOUR_PASSWORD') # SSIDとパスワードを書き換えてください

while not wlan.isconnected():
    pass

print('Network config:', wlan.ifconfig())

# 2. Microdotのインスタンスを作成
app = Microdot()

# 3. ルート(/)にアクセスした時の処理を定義
@app.route('/')
def index(request):
    return 'Hello, Microdot!'

# 4. サーバーの起動
app.run(port=80)
コードは注意してご使用ください。
4. 実行と確認
  1. コード内の 'YOUR_SSID''YOUR_PASSWORD' を、ご自身のWi-Fi環境に合わせて書き換えます。
  2. Thonnyの実行ボタン(または F5 キー)を押してプログラムを実行します。
  3. Thonnyのシェル(ターミナル)画面に、マイコンに割り当てられたIPアドレス(例: 192.168.x.x)が表示されます。
  4. PCやスマートフォンのWebブラウザを開き、アドレスバーにそのIPアドレスを入力してアクセスします。ブラウザに「Hello, Microdot!」と表示されたら成功です。

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