前史:アリストテレス、グロティウス、パスカル
揺籃:ホッブス、ロック、ルソー
文科と理科の離婚そして神学からの真理の解放 哲学から自然科学が分派
フランス革命が生んだもの:最初の社会学としての歴史学があり、そして近代を探求する
諸社会科学(経済、政治、社会) および近代の外部を受け持つそれとして人類学や東洋学が生まれた いずれも西欧の視点
サン・シモンからコントそしてスペンサーの社会進化論へ
p130で近代資本主義の揺籃期がダーウィンに自然選択のインスピレーション?
p137でフーコーの『言葉と物』への言及あり
自然科学の法則の妥当性を検証するカントの超越論的主観に相当するものが、マルクスが考察した資本主義社会における商品形態である(p156)
神ってお前がつくった妄想だよ が 疎外論 (青年ヘーゲル派のフォイエルバッハ)
しかし、これは不完全な議論で、神という外にあったものを人間の内にもってきただけ
物象化論では、人と人との関係性が、外的なもののように客体性をもって現れるとする。
同時に、人間の内的本質が存在しているかのような錯覚もうまれる
マルクスによれば、関係性が神的なものをうみだす、それは貨幣だ
資本主義は、無意識のうちに貨幣を崇拝する行動をとる一種の宗教だ
守銭奴のなかに、プロテスタント的禁欲がある、ここから資本家へはただ一歩だ
貨幣崇拝では貨幣は増えない剰余価値を崇拝して貨幣を資本投下する必要がある
フロイトの去勢コンプレクスで主役を演じる『男根』は特権的シニフィアン、つまり
シニフィエなきシニフィアン、なぜなら、『男根』は、それが意味しているものが
不在(去勢されて)ということによって機能するシニフィアンであるから。
トーテムには二つの禁止がある。
トーテムの動物は食べない、トーテム仲間と結婚できない。
エディプス・コンプレクスによる原父殺害で論理的に説明できる。
モーゼはエジプト人でユダヤ人ではなくユダヤ人に殺害される
これも原父殺害で論理的に説明できる。ここから晩年の死の欲動へつづく。
フロイトの、上記の議論は、あくまでエディプス・コンプレクスの
寓話としてとらえるべきだが。。。。
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