2017年6月16日金曜日

世界終末戦争 登場人物

http://www10.plala.or.jp/shosuzki/chronology/brazil/brazil2.htm

1895~96年に起こった事件 共和制は1889年から(1888年奴隷制廃止)
1891年に第二代大統領となったペイショットはセザール大佐の上司
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エパミノンダス・ゴンサルヴェス:ジョルナル・ジ・ノチシアス(情報日報)編集長
共和国政府軍の介入を助けるため、カナブラーヴォ男爵系の王党派の州政府軍に対抗するため密かに反乱軍に武器供与しようとする(実は謀略で、禁制の英国武器を購入し英国が謀略をしかけるためスパイを派遣したが焼死したとでっちあげた。旧王党派つまり連邦主義者たちに疑惑を向け共和国直轄軍を派遣させるため。)のちセザール大佐の死後、カナブラーヴァ男爵と和解しバイア州知事となり連邦政府に対抗

カナヴラーヴァ男爵:帝国の元駐英大使だった 旧王党派で連邦主義者、自治政府を牛耳っている 自分の農園に違法に信徒たちが住み着き困っているが共和国連邦軍の介入には断固反対していた カルンビ農園をジャグンゾに焼かれ精神を病んだエステラとともに沿岸部に引退 ???の記者を引き取る セバスチーナ(インディオの女召使い)を気のふれたエステラのまえで犯す
エステラ:その妻、ルフィーノとジュレーマを農奴にしていたが結婚・独立を承認した
注:ジアリオ・ジ・バイア(バイア日報)はカナブラーヴァ男爵系
=> 彼等は隠れ王党派でも英国の手先でもないが、密かにカヌードスを支援していた
しかしエパミノンダスの陰謀で上記のように疑われたためカルンビ農園をあげてセザル大佐を支援した そしてそのために魔の犬に堕したとしてカヌードスから事前通告ののち焼き討ちにあった

モレイラ・セザル大佐:共和主義者でブラジルの南北戦争といわれる南部3州の反乱に果断なる殺戮でのぞみ鎮圧した”ジャコバン派”、通称首狩屋 最終鎮圧のためセルタンゥに向かう 攻撃は失敗し戦死
ジェラルド・マセード大佐:バイア警察義勇兵大隊を率いてカヌードスの戦いに参加するも共和国軍からコンセェイリヨへの内通を疑われ後衛任務ばかり押し付けられる

ガリレオ・ガル:無政府主義のボヘミアン、武器供与を依頼されるもルフィーノ不在中に彼の家で正体不明者に強奪される。その時の銃劇で恐慌に陥ったジュレーマに俄然魅力を感じ犯してしまう 強奪を指令したのは供与したのはエパミノンダスで、王党派を貶めるためにイギリスのスパイが武器供与していたとのねつ造をするためカイファス(ルフィーノの友人)に殺されそうになるがジュレーマが阻んだ ジュレーマはカイファスを殺さないように頼み負傷したガルと逃避行にでる ガルのかわりに誰か殺され謀略に使われた
カナブラーヴォの手先にカルンビ農園に連行されたが、焼き討ちまえにカヌードスに向かうのを許された(ルフィーノに後をつけられながら)付き添いの男は裏切ってルフィーノにわたす。
ルフィーノ:追跡案内人、カイファスから妻の裏切りを知り、復讐の追跡がはじまる ジュレーマと小人がガルの連行後に一緒にいるのをみつけ、縛り上げてガルに対面させる
=>彼等は結局決闘し共に果てる

ジュレーマ:その妻 犯されたあとはガルに同行する ガルの死後は、小人と???とともにカヌードスに入る。パジェウから求婚されるが、母性愛から始まり近視と恐怖におびえる???を熱愛する。
小人:つぶれかけのサーカス団で巡業中、傷ついたガルとジュレーマにでくわす
遍歴の詩人として皆から親しまれる
=>彼らは下記の????とともにジョアキン牧師に導かれカヌードスに入る

????:ジョルナル・ジ・ノチシアスの近眼の記者 もとはカナヴラーヴァ系の新聞に勤めていた 共和主義となり対抗誌にうつった セザル大佐に同行するも彼の戦死後は囚われていたジョアキン司祭を解放しともに行動する

ドン・ジョアキン司祭:酔っ払いの非カプチン系 銃をもってカヌードスのため戦死
ベアチーニョ(敬虔坊や)・アントニオ:孤児で靴屋に養子にはいる 妹はカナブラーヴァ農園に引き取られた(ジュレーマかも。。。。) 最後に白旗をあげて内部ジャグンソのうち障害者とか妊婦など無力なジャグンソを率いて投降しようとする。これはユダ的行為と言えるのだろうか。。。。降伏後彼らがなぶり殺しにされるのを防ぐため、逃げずに戦うジャグンソから背後より銃殺される
ジョアン・グランジ:優性思想で交配され生まれた黒人奴隷で女主人を斬殺して逃亡
ジョアン・サタン:母に捨てられ孤児となった彼を伯父夫婦が育てたが、かれらはいわれのない密告で軍隊に殺され、盗賊の一味に入り棟梁となり村に復讐した 回心し、ジョアン・アバージ(神の子)と命名された カタリーナは妻(実父を夫に殺された,サタンの仲間に陵辱されたがサタンの改心に感動し結婚) 小人の語る悪魔ロベルトの物語に涙を流す
パジェウ:元盗賊、パジェウはジュレーマに恋する。パジェウは殺された父の敵をとるためにスパイになる少年に知恵をさずける。パジェウは最後にヴィラノバ一族、ジュレーマ、???、小人、などを尊師の命令で逃亡させるが、自身はつかまり拷問死。
マカンビラ親子(3~4名):農園主兼武将にてカヌードスに参加、マタデイラ破壊に失敗し戦死
ヴィラノバ兄弟:妻はサルデリーニャ姉妹アントニアとアスンサン
ナトゥーバのレオン:下肢不全のため四つ足で歩く 巨大な頭をもち知的にすぐれる
花火屋アントニオ:カリリ・インディオとともにカヌードスに入る 火薬製造も担当
ぺドロン:巨漢の元盗賊
ーーーーーー マカンビラが4名とすれば13人の使徒となるが。。。。
マリア・クアドラード:生活苦から我が子を殺し、贖罪のためピクアラサー山脈の奇跡の十字架道に詣で、信女団長になり人類の母と呼ばれる 
アレジャンドリーニャ・コレアとジェルトルーディス:信女たち。前者は井戸の予知ができ、ジョアキン牧師の愛人であったが回心して信女団に入る。

2017年6月2日金曜日

ブリキの太鼓(登場人物)

オスカル・マツェラート - ダーフィト・ベンネント
3歳で成長を止めた少年。叫び声でガラスを割ることができる。

アルフレート・マツェラート - マリオ・アドルフ
オスカルの父親。ドイツ人でナチス党員。食料雑貨店を経営。元料理人。ナチズムに共感し、同党に入党するがドイツの敗色が明らかになると室内に掲げたヒトラーの肖像をベートーヴェンのそれに掛け代えるなど日和見的。妻を愛し彼女がヤンの子を宿したことを知ったときもそれを受け入れる度量の広さがある。ソ連兵が家に侵入してきたときにオスカルが不意に取り出したナチ党のバッチを飲み込むことで隠そうとしたが、喉につかえてもがき苦しむ中、状況を理解できないソ連兵の短機関銃で撃ち殺される。

アグネス・マツェラート - アンゲラ・ヴィンクラー
オスカルの母親。オスカルには愛情を注ぐが、ヤンとの情事をやめることが出来ず彼の子を身ごもる。このほか横恋慕してくるマルクスを適当にあしらいつつ、プレゼントは受け取り、ヤンとの密会のときオスカルを彼に預けるなど要領の良さもある。オスカルの子育てに悩み、2人目の子を妊娠すると精神のバランスを崩して自ら命を絶つ。

クルト・マツェラート
アルフレートの二男、オスカルは自分の子と信じている。

マリア・マツェラート
アルフレートの店に住み込みで働くようになった少女。
オスカルと同い年で初恋の相手。後にアルフレートとの情事の際オスカルに
膣外射精を邪魔され、その結果息子クルトを宿し、世間体を繕うために親子ほど
歳の離れたアルフレートの後妻となる。

ヤン・ブロンスキ
アグネスの従兄で恋人(愛人)。オスカルの実父である可能性がある。:ポーランド人専用郵便局に勤める。ドイツとポーランドの戦争が勃発し、ポーランド郵便局でドイツ民兵との撃ち合いが起こったが、小心なヤンは戦いに加わることは出来ずトランプに興じ恐怖を紛らわすが、さ迷い出るオスカルを追ううちに、戦闘場面に足を踏み入れてしまい、成り行き上自らもポーランド側で銃撃に参加させられ、ドイツ民兵に銃殺される。




アンナ・コリャイチェク
アグネスの母親。カシュバイ人 (en) 。旧姓ブロンスキ(ブロンスカ)。野外でたき火に当たっているとき警官に追われているヨーゼフをスカートの中にかくまうが、このとき種をしこまれアグネスを生む。

ヨーゼフ・コリャイチェク
アグネスの父親。放火の常習犯。
アンナと1年ほど暮らした後に再び警察に追われ、川に飛び込んで行方不明になる。

ジグムンド・マルクス
ユダヤ人の玩具店オーナー (オスカルの太鼓は同店より入手)、独身で風采が上がらないが人妻のアグネスに横恋慕し、駆け落ち話を持ちかけるが適当にあしらわれている。ユダヤ人ゆえにコミュニティから排除され、水晶の夜の事件のあと服毒自殺する。

ヴィンゼンツ小父

グレフ
八百屋店主、ボーイスカウト隊長、ナチス党員

リナ・グレフ
グレフの妻、怠惰な女。

トランペット吹きのマイロ

ユダヤ人を差別する小市民。常に愛用のトランペットを携帯。