2016年5月11日水曜日

ディケンズとトウェイン

ディケンズ 1812年2月7日 - 1870年6月9日 58歳で死亡

 ボズのスケッチ集(Sketches by Boz、1836年)
 ピクウィック・クラブ(The Pickwick Papers、1836 - 37年)
 オリヴァー・トゥイスト(Oliver Twist、1837 - 39年)
 ニコラス・ニクルビー(Nicholas Nickleby、1838 - 39年)
 骨董屋(The Old Curiosity Shop、1840 - 41年)
 バーナビー・ラッジ(Barnaby Rudge、1841年)
 マーティン・チャズルウィット(Martin Chuzzlewit、1843 - 44年)
 クリスマス・キャロル(A Christmas Carol、1843年)
ドンビー父子(Dombey and Son、1846 - 48年)
 デイヴィッド・コパフィールド(David Copperfield、1849 - 50年)
 荒涼館(Bleak House、1852 - 53年)このあたりからダーク(40歳頃)
 ハード・タイムズ(Hard Times、1854年)
 リトル・ドリット(Little Dorrit、1855 - 57年)
 二都物語(A Tale of Two Cities、1859年)
 大いなる遺産(Great Expectations、1860 - 61年)
 互いの友(Our Mutual Friend、1864 - 65年)
 エドウィン・ドルードの謎(The Mystery of Edwin Drood、1870年)

トウェイン 1835年11月30日 - 1910年4月21日 75歳で死亡

 『金ぴか時代』(チャールズ・ウォーナーとの共著), 1873年
 『トム・ソーヤーの冒険』"The Adventures of Tom Sawyer", 1876年
 『王子と乞食』"The Prince and the Pauper", 1881年
 『ハックルベリー・フィンの冒険』"Adventures of Huckleberry Finn", 1885年 このあたりからダーク(50歳)
 『アーサー王宮廷のコネチカット・ヤンキー』"A Connecticut Yankee in King Arthur's Court", 1889年
 『ノータリン・ウィルソンの悲劇』"The tragedy of Pudd'nhead Wilson", 1894年
 『ジャンヌ・ダルクについての個人的回想』"Personal Recollections of Joan of Arc", 1895年
 ジャンヌ・ダルクの幼馴染にして、小姓兼秘書として仲間とともにフランス軍に従軍した男ルイス・コントが、
 シャルル7世によるやり直し裁判において、生き証人として彼女の思い出を語る形式で、
 「パラディン」と皮肉をこめて呼ばれていた臆病者が、ジャンヌに感化され勇敢に戦死する
 エピソードなど、ユーモアを交えながら悲劇的な結末を描く。
 『トム・ソーヤーの探偵』"Tom Sawyer, Detective", 1896年
 『ハドリバーグを堕落させた男』"The Man That Corrupted Hadleyburg", 1900年
 『アダムとイヴの日記』"Extracts from Adam's Diary", 1904年
 『不思議な少年』"The Mysterious Stranger", 1916年

英米の国民作家と呼ばれる二人が人生の後半にダークに転じていることは興味深い
バルザックとドストエフスキーは最初からダークサイドを持っていたのも興味深い
ドイツの場合、ゲーテが国民作家と言えるだろうが、ダークサイドを
抑え込んでいるような気もする

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